ドメインのレコードって難しいですよね。
簡単に概要を記載します。
■■■Aレコードとは■■■
A(Address)レコードは、ホスト名とIPアドレスの関連づけを定義するレコードです。
例:レンタルサーバーのIPアドレス 222.222.222.111 と aaaa.com を関連づける。
こちらの設定が正しくないと、ドメインを取得してもWEBやメールは使用できないです。
【参考サイト】
https://wa3.i-3-i.info/word12288.html
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■■■CNAMEレコード■■■
CNAMEレコードは正規ホスト名に対する別名を定義するレコードです。
特定のホスト名を別のドメイン名に転送する時などに利用します。
※正規ホスト名はAレコードが登録されている必要があります。
※特定のファイルやサブディレクトリを指定する事はできません。
※ホスト名なしのCNAMEレコードは登録することができません。
例:sub.aaaa.com. IN CNAME hoge.example.com.
hoge.aaaa.com. IN A 222.222.222.111
hoge.example.com. と sub.aaaa.com. を関連付けます。
【参考サイト】
https://wa3.i-3-i.info/word12290.html
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■■■MXレコード■■■
MXレコードは、対象ドメイン宛のメールの配送先(メールサーバ)のホスト名を定義するレコードです。
※MXレコードのホスト名はAレコードが登録されている必要があります。
※メール配送先の優先度を設定します。(値が小さいほど優先度は高くなります。)
例:【ドメイン名】 IN MX 【優先度】 【配達先メールサーバ】
つまり
example.com. IN MX 10 mail.example.com.
【参考サイト】
https://wa3.i-3-i.info/word12287.html
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■■■TXTレコード■■■
TXTレコードは、ホスト名に関連付けるテキスト情報(文字列)を定義するレコードです。
送信ドメイン認証の認証情報などを記述します。
単純にコメントが記載されているレコードになります。
例えば、Gsuiteを利用する場合は、認証用としてこちらに記述することもあります。
【参考サイト】
https://wa3.i-3-i.info/word12294.html
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■■■SRVレコード■■■
SRVレコードは、負荷分散サービスの提供/冗長性の確保/サービスポート番号の通知を可能にするレコードです。
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■■■NSレコード■■■
NSレコードとは、ゾーン情報を管理するネームサーバーのサーバー名を定義するレコードです。
※NSレコードのホスト名はAレコードが登録されている必要があります。
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